サイフォン(ツール研究)

ツール研究

背景・目的

形は悪いながらも美味しいパンドカンパーニュを焼成することができるようになったが、夕食にワインとともに頂くのみではもったいない。ワインの他にパンと合うものとするとコーヒーが挙げられるが、研究者として是非とも心くすぐられる方法でコーヒーを淹れたい。そのため、コーヒーのツールとして理科実験のようにコーヒーを淹れることのできるサイフォンを導入する。

導入機器

導入するサイフォンは、耐熱ガラスで有名なHARIO株式会社のテクニカ3杯用 TCAR-3 とした。

構成

サイフォンは、前出の画像のようにフラスコ状の下ボールがスタンドにより把持され、漏斗状の上ボールが下ボールに刺さったような状態となる。この際、上ボールに次の画像に示す濾過器が設置され、下ボールと上ボールとの間を仕切る形になる。

また、下ボールの下方には熱源(ここではアルコールランプ)を設置して下ボールを加熱することができる。

使い方

この器具の使い方は、HARIO株式会社の公式YouTubeで紹介されている。

概括すると以下の手順でコーヒーを抽出する。
①上ボールに濾過器を設置
②下ボールに湯または水を入れる
③上ボールに中挽きのコーヒーの粉を入れる
④上ボールを下ボールに斜めに差し込み、下ボール加熱
⑤下ボールの湯が沸騰したら上ボールを下ボールにきっちりと差し込む
⑥下ボールでは水蒸気により内圧が高まり湯を上ボールに押し上げる
⑦上ボールのコーヒーを攪拌しつつ、1分ほど抽出する
⑧下ボールの加熱をやめると濾過器を通して下ボールにコーヒーが落ちる

サイフォンを用いたコーヒーの淹れ方についてはYouTubeに多くあげられており、一例としてはUCCコーヒーアカデミー様の以下の動画がある。テクニックは、上ボールに湯が上がってからの2回の攪拌の作業とされる。1回目の攪拌はコーヒーの粉の偏在をなくして湯とコーヒーの粉をなじませるため、2回目は濾過をスムーズにするためである。

効果・注意点

サイフォンは、下ボールから上ボールに湯が運ばれた時点でコーヒーを抽出するのに適した温度である90℃~95℃になっており、抽出時間のコントロールを行うことにより初心者でもうまく成分を抽出できる。

注意点としては、理科実験でもあったようにフラスコ内の湯の突沸がある、この突沸現象については濾過器についている数珠状の球によって防止できるようになっている。また、加熱される下ボールはガラス製であるため、下ボール表面の水滴がついていると割れの原因となる。加熱前には下ボール表面に水分がついていないかを確認する必要がある。

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